にがうり(ゴーヤ)の栄養成分や効果について

にがうり(ゴーヤ)の栄養成分や効果について

野菜の栄養なについて深堀してご紹介します。今回はゴーヤ。にがうりです。栄養価の高い野菜ですが、どんな成分が含まれているのでしょうか?

ゴーヤ

にがうり(ゴーヤ)に含まれる注目の栄養成分

苦い野菜の代表としてゴーヤがありますが、昔から「良薬口に苦し」という言葉があるので、栄養成分には期待できそうですね。
一体どのような栄養成分が含まれているのでしょうか。
特にビタミンCが豊富に含まれており、76mgという数字はトマトやキュウリの5倍以上となっています。
その他、あの独特な苦味成分であるモモルデシンが含まれています。
油との相性も良く、炒め物、揚げ物にすると栄養成分が吸収されやすいです。

 

にがうり(ゴーヤ)を食べることで得られるであろう効果

ビタミンCには風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなど健康面だけではなく美容面にも大きな効果をもたらしてくれます。
通常加熱すると壊れてしまうのがビタミンCですが、ゴーヤに関しては壊れにくいので、炒め物にしても栄養成分をそのまま摂取する事が可能です。
また、苦味成分であるモモルデシンに関しては、胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果があります。
神経に働きかけて、気持ちをシャキッとさせる効果もあるので、夏にぴったりの野菜ですね。

 

にがうり(ゴーヤ)のカロリー

ゴーヤ1本で36kcalから41kcalと非常にカロリーが低い事がわかります。
ダイエット中の方でも安心して食べられますし、あの独特の苦味がクセになるという方も多いのではないでしょうか。
豆腐や卵と合わせたゴーヤチャンプルにすると食欲が増進します。

 

にがうり(ゴーヤ)の選び方

新鮮なゴーヤを選ぶためにはどのようなものがおすすめなのでしょうか。
鮮やかな濃い緑色で、ずしりと重い感触があるものが新鮮な証拠です。
黄色かったり、茶色くなりかけているものは未熟であったり少し古いものなので、避けるようにしましょう。
ゴーヤの特徴である表面のイボイボは硬くはりがあり、イボがつぶれたり、傷ついたりしていないもの、イボの大きさが揃って密についているものが良いです。
新鮮であればあるほど栄養価は高いですが、その分苦味が強くなるのが特徴です。

 

にがうり(ゴーヤ)の保存の仕方

基本的には他の野菜と同じように、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
水気と乾燥は特に避けなればならず、常温で置いておくと実が黄色になり、味や品質も落ちてしまいます。
より新鮮で栄養価の高いものを食べるためには、保存方法には注意しておかなければいけません。
表面をふいてからポリ袋やラップでくるんで保存しますが、横ではなく立てて保存する事をおすすめします。
しばらく使う予定がない場合は、中の種とわたを取り除いて水洗いせずにラップにくるんでおきましょう。

 

スーパーでのにがうり(ゴーヤ)の値段

1本あたり100円から200円くらいで売られている事が多いです。
夏場に出荷される事が多いので、旬の時期だと100円を切る事も多いので、安く購入する際はその時期を狙いましょう。

 

にがうり(ゴーヤ)のおいしい時期

実は1年中出回っているゴーヤですが、スーパーで見かけるのは夏が多いのではないでしょうか。
やはり7月が一番流通量が多く、より新鮮なゴーヤを食べる事ができるので、スーパーで見かけるのは夏が多いですね。
より栄養価が高く、苦味が強いゴーヤは夏に購入する事をおすすめします。

 

にがうり(ゴーヤ)を使った簡単料理

ゴーヤと聞けば、「ゴーヤチャンプル」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
卵や豆腐、人参などと一緒に炒めたゴーヤチャンプルは中華ベースなので、ゴーヤ独特の苦味も消え、お子様でも食べやすい味付けになっています。
1品でたくさんの野菜や食材を摂る事ができるので、夏バテ予防にも最適です。